昔の自分へ

寮の友達の内の一人は
ちょっとコマッタ子。

昔の自分に似ているかな。
だから余計に気なる。


嫌いな人の嫌いな部分っていうのは、必ずしもって訳ではないけど
自分とにていたりする。

特に自分の嫌な部分と。

その事は小学生の高学年の時に気付いた。
それからはずっと人を嫌いにならないように努力してきた。

嫌いという言葉は絶対に言わないようにしてきた。
人の良いところを探すようにしてきた。
それでもまだまだ努力は終らない。
ゥチだって時には感情的になってしまうことだってある。

まだまだ不安定な理性と感情。


何事にも意味がある。
寮という生活空間で昔の自分のような子と共同生活をすることになった事にも。
不安定な感情を安定させるための大事な勉強になる。
自分の感情にもストレスにも昔の自分にも。
負けない。

まだ完璧ではないけれど(完璧には一生なれないだろうけど)
ここまでくるのに何年もかかった。

あの子はまだスタート地点にも立っていない。
スタート地点をまだ探し出してもいない。
頑張れ。頑張れ。

スタート地点を見つけるのもスタートに立つのも
全部自分だよ。
ゥチが手を引いて行くことはできない。
頑張れ。頑張れ。


ゥチに出来ることはスタート地点が有ることを教えること。

そこからはあなた次第だよ。


頑張れって言われると嫌になるって言うけど
自分が頑張ろうと思ったら、それはあなたへの応援に変わる。

頑張れ。頑張れ。

昔の自分へ。
あなたは変われる。